2017年10月17日火曜日

毎日、家庭学習をしていますか


下の表は、4月に実施した県の学力調査の結果です。すでに個票は1学期の終業式にお渡ししましたので、ご承知かと思います。

 本校では、研修(算数)を通して教師の授業力を高めるとともに、学びの基本である子供たちの学習・生活規律「キラキラキッズのおやくそく」の徹底を図った結果、5、6年生ともにレベルアップしました。

全体を通して見られたことは、次の通りです。

・国語でどの学年にも共通することは、文章をすらすら読めること、正しく言葉が使える  
 こと、漢字が書ける等の力が不足していることです。
・算数では、少人数で取り組んでおり、「数と計算」領域は正答率が高くなりました。

学校では、基礎基本の時間(毎週水曜日)に全校で「3分間チャレンジ」の時間を新たに設定して計算問題に取り組んだり、子供が主体の「聞いて、考えて、発信する」授業改善に取り組んだりしています。  

学力は学校だけで完結するものではなく、家庭の取り組みと密接にリンクしています。毎日、短い時間でもこつこつと家庭で学習する習慣が身につくようご協力をお願いします。

埼玉県学力学習状況調査  平成29年4月18日実施

 
教科
正答率
H27 
H28
H29
国語と算数に見られたこと
国語
59.8
 
 
5B
・来年度に伸びを比べることになります。国語と算数とも県
算数
50.8
 
 
4B
 平均より7~11ポイント低いので追いつく努力をしていきます。漢字と計算練習をしっかり取り組ませます。
国語
64.5
 
6C
6A
・2段階レベルアップ。県平均とは3ポイント差があります。書く力はありますが、読む力も高めていきます。
算数
60.5
 
5A
6B
・2段階レベルアップ。県平均とは1ポイントの差に縮まりました。集中して、粘り強く学習に取り組ませます。
国語
62.9
5C  
6B
7C
2段階レベルアップ。県平均とは5ポイント差があります。新聞や本を読む習慣をつけて活字に慣れさせます。
算数
63.4
5C
5A
6A
・3段階レベルアップ。県平均を1.1ポイント上回りました。5年生時の算数プリントの取組に効果がありました。

          ※レベルは12あります。各レベルを、上からA,B,C順に三分割しています。

☆学力の伸びが高かった児童(10段階以上レベルアップ)の感想

◦文章の中で、大事なところに書き込みをしたり、メモしたりしました。(5年国語Aさん)

◦家に帰った後、分からなかったところを振り返り復習しました。予習もしました。(5年算数Bさん)

◦授業中、先生の話を真剣に聞き、大事なことを聞き逃さないようにしました。(6年国語Cさん)

◦算数の先生の教え方が分かりやすかったです。学習塾にも通い勉強しました。(6年算数Dさん)

              八條小 学校便り 10月号より



言霊「その一言」を


 梅雨らしい空模様が続いていますが、その合間に太陽が顔を出したときには、プールから子供達の元気な声が響き渡り、本格的な夏が間近に迫ってきていることを感じます。

さて、日本には、大昔から「正しい心で、正しい言葉を使うことによって、正しい行いができる。」という伝統的な考え方があります。これを言霊(ことだま)といいます。

言葉には命(魂)が宿っていると信じ、使い方一つで人生をも左右するほどの大きな力があると考えられています。

これは、高橋系吾氏の「その一言」という詩です。

 

その一言で 励まされ

その一言で 夢を持ち

その一言で 腹が立ち

その一言で がっかりし

その一言で 泣かされる

ほんのわずかな一言が

不思議な大きな力を持つ

ほんのちょっとの一言で

 

この短い詩の中に、いかに一言の言葉が大事なのかよく表されています。人に言われた一言で、勇気づけられたり励まされたり、反対に、とても嫌な思いをさせられたりするなど、皆様にもいろいろな経験があることと思います。人が発する言葉の責任の重さを感じました。同時に、子供同士の言葉使いはどうでしょうか。「そんなつもりじゃなかった。」と思っていても、聞く人にはとても嫌な言葉というものがあります。また、反対に、ちょっとした言葉をかけられて、とてもやる気が出ることもあります。今の子供は、ちょっとした言葉のやりとりで、友達関係を悪くすることがあるようです。是非、お子さんが友達に対して使っている言葉について振り返って考えてみていただきたいと思います。

今、八條小の子供達は、1学期のまとめに一生懸命に取り組んでおります。先週の授業参観では、どの学級でも真剣に先生の話を聞いたり、お友達と協力して学習に取り組んでいたりする子供達の姿がとても印象的でした。心も体も着実に成長しており、うれしく思っています。しかし、毎日顔を合わせているお家の方々にとっては、お子さんの変化に気づくのは少ないのかもしれません。むしろ、できないところばかりが目について、叱ることが多くなっていることはないでしょうか。子供達は、お家の方々のやさしい「その一言」を待っているのです。

もうすぐ、夏休み。夏休みは、お子さんとお家の方々との愛情という絆を結ぶ絶好の機会です。お子さんと夏休みの計画を話し合うことから始めてみてはいかがでしょうか。ちょっとした一言で、お子さんをやる気にさせてください。第一学期、本校の教育活動への様々なご支援・ご協力をいただき、ありがとうございました。

 

                  八條小 学校便り 7月号より

2017年4月17日月曜日

「人は人中、木は木中」


待ちわびた春の訪れです。55名の新入生を迎えて、八條小学校395名の平成29年度がスタートしました。それぞれの学年に進級した児童の皆さんは、どんな夢や希望・抱負をもって新年度を迎えられたでしょうか。

ご進級・ご入学、誠におめでとうございます。心よりお慶び申し上げます。

 さて、新年度を迎え、「人は人中、木は木中」という言葉が頭の中に思い浮かびました。この言葉は、「縄文杉」で知られる屋久島に古くから言い伝えられている言葉だそうです。

杉の木は、杉林の中でしか育たないといわれています。そのため、周りを切ってしまうと、大きな杉は育たないのです。切り崩して作った登山道路の脇の木が、どんどん枯れていっている風景を見かけるのは、そのためでしょう。

「杉は杉林の中ですくすくと育ち、人間は大勢の人間の中でたくましく大きく育つ。」ということを屋久島の人達が昔から言い伝えていることは、とても興味深いことです。

 かつて教育が国民のものでなかった時代は、洋の東西を問わず、一対一の子弟への教育が当たり前のように行われていましたが、今はそういうことをする人はほとんどいません。それは、集団のないところに、人としての教育は成り立たないからです。「三人寄れば、文殊の知恵」という諺にもあるとおり、一人一人のそれぞれの読みや多様な学びを集団の中で交流することによって、新たな知識、新たな認識が獲得されるのです。また、集団の中では適度な競争が生まれたり、時には、対立と矛盾をはらみ、それを乗り越えるために、必要な我慢や克己心、思いやりなどを学びます。そして、共通の理解に立ちえたときの感動と成長。人は人の中でこそ、人が人として生きる豊かな人間性と社会性を育んでいくのではないでしょうか。今年度も395名の「八條の子」が395本の大輪の花を咲かせることができるように、全教職員の英知を結集して取り組んでまいりますので、昨年度同様のご支援・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

また、本年度よりより多くの情報を発信できるよう行事や各学年の様子を伝える
「八條小 子どものかがやき」と
なかよし学級の日々の様子を伝える
「八條小 なかよし学級」のブログを新設いたしました。
八條小学校ホームページより、ご覧になってください。

~八條小学校ホームページ~
http://www.yashio-hachijo-el.ed.jp/


 

 

 

 

 

 

 

 

 

2017年3月8日水曜日

6年生を送る会

 3月3日に6年生を送る会が行われました。
各学年の発表は6年生への感謝の気持ちが溢れるものでした。
また、6年生は最上級生としての誇りと、八條小への想いを歌声にのせてくれました。


2017年2月16日木曜日

なかよし学習発表会

2月15日

八潮メセナで行われた「なかよし学習発表会」に、本校なかよし学級の児童が出演しました。


 
猫になりきり、歌や合奏、劇などを織り交ぜながら、精一杯に演じることができました。

2017年2月15日水曜日

3学期のこれまでをダイジェストで

 
 
1月27日 校内なわとび大会
 寒い中でしたが、短なわと長なわと全力で取り組みました。
 
 
 

1月31日 音楽朝会 2年生の発表
  ・Smile again を 2年生が心を込めて歌いました。
 
 
2月8日 4年生 昔遊び遊び交流会
 地域の方々から、昔遊びやグランドゴルフを教わりました。
 
 
 
2月10日・14日 3年生 資料館見学
 社会科の学習で八潮市資料館へ行きました。昔の生活の様子を見たり、体験することができました。
 
 
 
 
 
 

2017年1月4日水曜日

小中合同あいさつ運動 12月15日(木)

八條中の生徒(本校卒業生)と先生、
    八條小児童会の児童と先生による合同あいさつ運動実施